2022年1月号(No.229)

(ご挨拶)

 新年、明けましておめでとうございます。新型コロナの変異種・オミクロン株が猛威を振るい始め、どうやら今年もコロナとの付き合いが続きそうです。でも昨年、一昨年よりも明るい感じです。

 「今年が本当に勝負の年」となる会社も多いでしょう。スタートダッシュで強かに頑張っていきましょう。本年もよろしくお願い致します。メッセージも20年目に突入です。

 

(本 題)

私共では、25年以上も前から年頭に「経営計画」を発表しています。2022年の経営計画を紹介します。

 

➀先ず2022年の経営計画書(冒頭)に全社員への質問を記しました。

・あなたのライバルは誰ですか?

・何故、営業するのですか?

・付加価値とは何ですか?(あなたの付加価値は何ですか?)

 

この3つの質問を年頭の経営計画発表会(2022年1月5日)で社員に質問する予定です。(経営計画書は既に開示済です。)どの様な回答が出るのか楽しみです。

 

「企業に寄り添う」という戦略

 会計事務所の社員は真面目で一生懸命だと思っています。年末調整や決算書の作成、税務申告ができるようになっただけでは一人前ではありませんが、作成できるようになると自分では一人前になったと勘違いする者が多いです。また税理士試験の勉強は一生懸命ですが、それ以外の知識の吸収は弱いです。

 

 元来、会計事務所の志望者の動機は中小企業のための手伝いがしたい、です。ですが、本当に顧客への対応ができていません。今年は改めて如何しなければならないか考える年になります。

 

※上記は「戦略」というよりは「方針」かもしれません。また中身が薄いかもしれません。でも自分の思いを文章にし、発表することが重要です。「経営計画」の発表は思いを伝えられる最適な機会です。是非お試しを。(2021年1月号の巻末を引用)