2019年11月号(No.203)

 

 私共では朝礼を毎朝行っています。かれこれ28年ほどになりますが、効果は確かにあります。連絡事項や情報の共有、教育の一環としても有効です。また、朝礼自体の変遷もありました。ここでは、私共の朝礼の変遷を紹介していきます。

 

〇事務所開設当初(約28年前)

独立前に勤務していた事務所の朝礼を物まね、多くを踏襲しました。内容は担当者(スタッフが持ち回り)が一週間単位で担当(担当者の責務でレジメなどを配り、それを教材とする。この部分は現在も変わりません。)し、連絡事項後最後に唱和で終了。

〇開設数年後

担当者のレジメなどは変わらず、唱和を無くし、担当者の「3分間スピーチ」を導入。

〇そのまた数年後

上記に「笑顔作りの練習」を取り入れ。(割りばし、500円玉も小道具として使用)

〇そのまた数年後

基本は同じ。ただスタッフとアシスタント(パート・アルバイト)の朝礼を分離。スタッフは9時から、アシスタントは10時から。

〇2019年

基本は同じ。ただ朝礼時間を9時30分からと13時からに変更。そして10月よりスタッフ、アシスタント共に一緒に行う。時間は10時より。

 

 私共の朝礼の話をお客様にもしますが、先ず実行したお客様はいません。もとから行っているお客様か朝礼に価値を見出せないお客様かに区分されるようです。朝礼をしないからダメというつもりはもちろんありませんが、ただ、もったいないなあと思ってしまいます。

※20年くらい前、繁盛している(ちょっと高い)居酒屋が事務所の近くにありました。チェーン店で席数も200席以上もあるのに夕方6時くらいに行くと既に満席です。そこでお客様と5時に行こうということになり、4時50分ごろに店に並びました。そうしたら朝礼の声が店内から聞こえてきました。そのお店、今も美味しいお店として営業しています。

※10年前の話です。移転前の事務所のビルにユニクロの事務所がありました。ユニクロ社員はシフト制なので出勤時間はバラバラです。でも出勤した店員さんとその上司ですが、たとえ2人だけでもその都度朝礼は行っているそうです。(店員さんに聞いた話)