2021年4月号(No.220)

 

 個人確定申告も無事終わり、桜が満開の今日この頃です。緊急事態宣言も(一応)解除され、私たちには経済もコロナ対策も両立する日常があります。でも、この「日常」は、コロナ前の「日常」とは完全に違います。もしかしたらもうコロナ前には戻れないかもしれません。

 

➀人混み

 1週間前よりも××時点の人混みは130%となっています。などの報道が多く、とてもネガティブに聞こえているのは私だけではないはずです。

 事務所が拠点としている池袋でも確かに前週よりも人で混雑しているように感じますが、コロナ前に比べると20%も30%も減っています。(外国の訪日客や地方からの訪問者もほとんどいなくなり、またテレワークでの勤務者、感染対策で外出自粛者増などです。)

 

②テレワーク

 事務所の方針として、「テレワーク50%維持」をもう一年くらい続けていますので事務所内は毎日半数程度しか出社していません。そうすると、朝礼時(毎朝10時~)の参加者が1/4程度の場合もあり、人数が少なくてビックリする時も多いです。(テレワーク者、顧客への直行者、休みなど。)また、逆にたまにほとんど全員がいると、今日はやけに人が多い、という錯覚です。

 この感覚から一般企業でも今後は賃貸面積は1/2で、と思うのも自然な成り行きでしょう。

 

➂接待交際

 新聞に企業の出張費や接待交際費が激減していて、その分が利益増に貢献している、との報道がされていましたが、これは多くの企業で実感しています。私共の事務所でもこれらの費用が激減しています。(飲み会の中止、社員旅行の中止、顧客への訪問をONLINEでなど)

 この流れはコロナ収束後も(若干の揺り戻しはあるにせよ)変更はなさそうですから、今後は仕事帰りの飲みニュケーションは無くなる、顧客への接待も無くなる、という方もいます。実感です。