
2026年10月号(No.286)
今年も大河ドラマ「豊臣兄弟」をまねて「兄弟」シリーズでいきます。
勉強会などで同業の若手の先生方(会計事務所の所長先生)と会う機会が多くなり、また、その先生方の講演を聴く機会も多くなりました。数年前とはその先生方の活躍・成長が著しく、私自身も大変刺激にはなりますし、弊社の経営にもとても役に立っています。(実際は真似ができないので、その差が開く一方ですが。)
その先生方の戦略ですが、とても明確で、
・俗人化は悪、システム化は善との判断・・・人に頼らない
・ターゲットとする会社を決めている・・・例)スタートアップ企業のみ
・会計ソフトはFreeeなど・・・クラウド会計でソフトは一種類のみ使用
・顧客先へ行かない、顧客も来ない・・・Web上での対応のみ
・資料は全てデーターで行う・・・紙(領収書など)は一切扱わない
・時間管理が徹底・・・年に一度以上は見直して不採算の顧客には値上げ交渉を実施
・会計事務所を中心としたグループ(プラットホーム)を形成してワンストップ経営を行っている・・・会計事務所を中心とした士業(弁護士、社労士、行政書士)、不動産会社、保険会社、人材派遣などをグループとして形成し、顧客の相談窓口を一本化
・同世代ともネットワークを組み、相互に切磋琢磨している・・・お互いの情報は隠さない などなど
昔の会計事務所の所長先生のイメージはありません。普段からカジュアル・ウェア-
(でもそのウェアーはとても高価なものです。)を着用し、顧客などのミーティングもそのウェアーでの対応です。
先日もある先生の事務所見学会に参加してきました。テレワーク中心での業務なので、来客用の会議室も少ない、データー処理でペーパレス(コピー機、シュレダーは各1台で、ほとんど使わないとのこと、ゴミ箱も見当たらない。)、朝にWeb会議を行うので、朝にWeb会議用の1人用ボックスが順番待ち、とのことでした。
また、採用は困らないそうです。(就職希望者が多数。)そして、離職率も低いとのこと。
弊社はその先生方とは別土俵で勝負しています。ですから歩みはゆっくりです。その戦略の成否は、数年後にわかります。
