
2025年6月号(No.270)
今年も大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」をまねて「べらぼう」シリーズでいきます。
私は、日頃、会社の方針について朝礼や勉強会などで事あるごとに語っています。多分皆さんの会社でも社長は同じでしょう。
先月の社内勉強会での出来事です。事務所の方針は何ですか?との問いに答えられない社員が多かったこと。つまり、「会社の方針」を理解できていないということが発覚しました。
弊社の方針は、具体的には
➀仕事をしたらすぐに請求し代金を回収すること。(売掛金の回収までが仕事)
②首から上の仕事を行うために、業務効率を考える。・・・つまり作業時間を減らし、仕事時間を増やして、担当先の一助になる。
➂残業をするな。残業を基準とするとマンパワーが必要になり、人手不足の時代には生き残っていけない。
などです。(実はもっとたくさんあります。)
弊社は会計事務所ですから、顧客の考えに沿った(寄り添った)方向で業務を進めなければ良い仕事は提供できませんし、契約解除にも繋がっていくでしょう。
それが一番身近な勤務先の考えもキャッチできていない。つまり毎日会わない顧客の意思をどれだけ理解できるのか、との疑問です。
大体、職場内で起こったこと、例えば、隣の席の者が業務について上司から問題があると指摘を受けていても、自分は関係ないと、スルーしているのが現状です。もっと聞き耳を立てて、如何したら上司(顧客)の意に沿えるのか、を理解し行動していくことが重要です。
よく兄弟では、下の子供の方が要領が良いと言われますが、これはお兄ちゃんが親から怒られているのをみて知恵を付けているからですが、これと同じだと思います。
耳をダンボに。これがキモですね。