2019年10月号(No.202)

 

 10月1日から消費税率が8%から10%となり、軽減税率(2段階税率)が導入されました。増税による混乱は軽減税率の導入が主で、処理がとても分かり難いです。

 9月中は毎日のようにマスコミが消費税について騒いでいました。こうすれば8%でこうだと10%になる、とかです。

 

 私は早速コンビニ数社で買い物をしてみました。食料品とそれ以外の商品を購入し、レシートをもらいました。明細は食料品とそれ以外がしっかりと区分けされ、10%対象✕✕、8%対象✕✕との明細です。大手コンビニチェーンだからバーコードで管理し、税率区分が間違いなくなされていますが、これが街の小売店なら対応は難しいでしょう。

 

 また、私自身かなりの勘違いもありました。というのは、今回は消費税増税に合わせるようにキャッシュレス対応があります。10%に対応する部分だけでなく8%に対応する部分にもポイント還元やキャッシュバックがあります。(電子マネー等での購入に対しての還元なんでしょうね。)

 

 私はこの数か月、会社側の立場に立って消費税の2段階課税を考えてきましたから、一消費者としてしてはあまり考えもせず、あまりにも無知だなー、と思いました。だから商品を購入して、買ったレシートを見て初めて実感した次第です。

 

 私はこの原稿を10月2日に書いています。消費税率UPにどのようにお店などが対応するのかな、と興味があったからです。結果は現場では混乱、特に街の小売店でキャッシュレス還元が混乱の中心だったみたいです。

 企業としてはお客様の信用を守ると同時に、税務調査で消費税の対応が問われるので、お客様と二人三脚で対応していきたいと思っています。

 

 

 ※事務所の規則では、このメッセージの原稿の締め切り日は前月末日までです。つまり9月中に書かなければなりませんが、10月に書いています。ですから福利厚生会へ罰金を払いました。もう何回罰金を払ったでしょうか。(悲)