2023年8月号(No.248)

 大河ドラマにちなんで、今回もどうするシリーズです。

 弊社では、昨年の30周年を機に、小冊子の製作を積極的に行っています。(今までは、数年に一冊程度でした。)

 理由は、やはり教育の一環と事務所の宣伝効果を狙ってです。

 期待する人材(多くは入社2、3年目)にリーダーシップを発揮してもらいたい、つまり物が残る冊子(製作者の名前も記載されます。)なので、ちゃんとリーダーシップをとらないと良い物ができません。

 また、小冊子数は既に10冊超ですので、それだけで事務所の宣伝ツールとなります。

(製作のルール)

➀上司の推薦などで製作リーダーを決める

②リーダーは、製作メンバー及びその小冊子のテーマを決める

➂リーダーは、小冊子の表紙のデザイン(色など)も決める

④リーダーは、期限内に中間報告や上司の原稿チェックを受けて完成させる

 参考までに、今進行中のものは、

リーダーは4名、中間報告は9月1日まで、最終完成は11月15日までです。

つまり、11月中旬には、新たな小冊子が4冊加わります。

 私は常々、教育には舞台が必要だ、と思っています。

舞台とは、発表の場です。一般にも発表会等は多いです。会計事務所ではセミナー開催で講師をさせるのも良し、原稿を書いて皆に発表するのも良いです。

 弊社では過去にこのような経験がありました。内部で発表するA4版1枚のリポートがとてもいい加減な内容(バランスや表現力)だったので、これをお客様にも送ることにし、書き直しを命じました。そうしたら再提出文は見違えるような内容でした。

 今でも弊社ではお客様へ送る事務所ニュースに弊社社員の原稿を添付していますが、これは舞台の一つだと思っているからです。

 口酸っぱく言うよりも舞台を用意した方が早いです。是非、お試しください。