相続した株式を売却した場合でも、所得税がかかることもあります。

株式(上場株式)の売却には相続で取得した株式なのか、証券会社を通して通常通りに取得したかの区別は無く、取得にかかった金額(購入した金額)売却した金額を比較して利益が出た時に課税されます。

なお、相続税の申告の際は相続が発生した時点での金額で時価評価いたしますが、相続で取得した株式を売却した際の取得価格は、被相続人(お亡くなりになった方)が購入された金額を引き継ぎます。

しかし、被相続人がいくらで購入したかが不明な場合は、売却した金額の5%を取得価格として残りの95%が利益として課税されるので、注意が必要です。

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