2021年3月号(No.219)

 

 ここ一年で増えたことは、ONLINEでのミーティングやセミナーです。コロナ禍ということで推進されたこれらの方法も今では慣れて日常になりました。先日もジャパネットたかたの高田社長(2代目)の講演をWebで聞きました。その中の一つを紹介します。

 

ジャパネットが「働き方改革」で大切にしていること(4つ)

・目的ではなく手段

・本質的には‘考え方改革’

・‘楽して成果をあげる’が理想

・‘徹底する’仕組みを作る

 大企業だからできることもありましたが、中小企業でもできることも多くありました。

特に、‘楽して成果をあげる’はTRYし続けたい項目です。

 

 

 私共でも「働き方改革」に挑戦していますが、なかなか上手く行っていません。

例えば、業務の効率化により今までよりも時間が短縮できたとします。本来はその短縮された(空いた)時間を使って新規営業や付加価値の高い仕事の構築をすべきなのに、業務改善に満足したのか他の業務に時間をかけ、結局は新規業務の取り組む時間の確保ができない状況になっています。これでは何のための業務効率かわかりません。

 

確かに社員にとっては残業が減って働き易い環境になったかもしれませんが、これだけでは売上が増えません。また現状の業務維持では仕事がルーティーンとなり、やはり組織が活性化されません。事務所の方針でもある「時間の使い方」(下記参照)を徹底してもらいたいと思っています。

 

「働き方改革」とは、ジャパネット同様、考え方改革、意識改革です。成果(売上増、利益増、給与増、コスト減など)があって成功しているといえるのです。

 

(時間の使い方)

今の仕事を80%で終わらせ、空いた20%の半分を既存の仕事の深堀に充て、残りの半分を新しい飯のタネに使う