①日経MJのコラム「HISTORY 暮らしを変えた立役者」(日経の「私の履歴書」と同じ、と思ってください。)に、サイゼリアの正垣康彦会長が連載されていました。(現在は、ユナイテッドアローズの重松理名誉会長が連載されています。この連載も大変面白い。)

 この連載期間中の2018年5月9日号に「祈り」と題したメッセージが掲載されていたのでここに紹介します。

 

『 祈り

 

大きなことを成し遂げるために     偉大なことができるように

力を与えてほしいと神に求めたのに   健康を求めたのに

謙遜を学ぶようにと弱さを授かった   よりよきことをするようにと病気を賜った

 

幸せになろうとして          世の人の賞賛を得ようとして

富を求めたのに            成功を求めたのに

賢明であるようにと貧困を授かった   得意にならないようにと失敗を授かった 』

 

「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」でしょうか。日ごろの行いを見直す良いチャンスになりました。

 

 

②日大アメフト部

 昨今、連日のように日大アメフト部(危険タックル)の問題が報道されています。日大OBとしても今回の事件は大変情けなく思っています。

 でもこの日大の危機管理対応を考えると、私共も決して対岸の火事では済まされません。例えば、担当者の退職に伴う引継ぎがちゃんと成されているか。とか、業務報告、特に問題が発生した場合の報告が迅速に行われ、そして迅速な対応を行っているか。などです。

 

このような事件や事故が発生した場合には、自分たちの組織を見直す良いチャンスです。会社全体で話しあって、今よりも対応のレベルアップをはかってみては如何でしょうか。