2017年11月号(No.179)

 轟 勝之

(1)「0.5-1.5-6-2の法則」

皆さんは、「2-6-2の法則」をご存じだと思います。

どのような組織でも、2割の人間が優秀な働きをし、6割の人間が普通の働きをし、2割の人間がよくない働きをするという法則(経験則)のことです。

( Weblio辞典 実用日本語表現辞典より )

ビジネスの世界ではとても有名な言葉(法則)で、私もよく使う法則です。

先日、お客様を訪問した際に、そこの社長に言われました。

「2-6-2の法則」ではなく、本当は「0.5-1.5-6-2の法則」ではないのか、最初の「2」は「0.5と1.5」に分けられる、と。

理由は、100人の会社で会社を動かしているのは、20人ではなく、実際は5人であると。

なるほどな、と思いました。確かに5%の人間が会社の中心的な存在です。つまり5%の有能な人材が存在すれば、会社は進んでいけるということです。

(2)業務報酬の見直し

私共では、既報の通り現在業務改善に取り組んでいます。業務改善は人材難の今日では至極当たり前ですし、空いた時間でお客様により良い提案などを提供していくことが私共が生き残っていける道だと思っています。

しかし、現実には「売上がデフレで、人件費等経費がインフレ」となっており、改善だけでは困難となっています。実際、この一年でパート・アルバイトの人件費は30%UPしました。もちろんスタッフの給与も基本は毎年UPです。

そんな中、私共では、「給与計算業務」「年末調整業務」などの報酬の見直しをお願いしています。お客様からは良い意味でも悪い意味でも叱咤激励を頂いています。私共は今まで以上に仕事をがんばっていきます。