2023年12月号(No.252)

 本年最後のメッセージです。大河ドラマにちなんで、今回もどうするシリーズですが、今回は今年を振り返っての号なので、「どうした」にしました。また原稿は11月末に書いていますので、今回は11ケ月分の「どうした」です。

➀経営統合

 本年は念願かなって会計事務所2件と経営統合をしました。約25名が弊社に加わりましたので、総勢約80名になりました。(売上高は1.6倍予想です。)また、埼玉県の朝霞に支部を開設します。

 2件の経営統合の話は、年初には伺っていましたが、個人確定申告など時期的に動けない時もあり、また社員さんの処遇待遇の話など諸々の取り決めをしたために結構時間がかかりました。二つの事務所の所長先生には統合後も弊社で働いてもらっているので、大変助かっています。協力にも感謝です。

 弊社は過去において数件の経営統合を行ってきましたが、同時期に2件は初めてだったので、資金面を含めて大変でした。

 あとは、弊社と経営統合して良かったと思っていただけるようにがんばるだけです。

②銀行借入

 前号でも書きましたが、今回の2件の経営統合はほぼ全額を金融機関の借入金でまかないました。日本政策金融公庫さんを絡ませた民間銀行との協調融資は初めての経験だったので、最後まで調整が大変でした。

 ただ、このお陰で、金融機関数行とも関係が強化できたことは幸いでした。来年以降の経営統合の軍資金も借りやすくなったのは事実です。

➂弊社の決算書

 弊社は6月決算法人なので、来年の決算申告が終了して、初めて経営統合の痕跡が具体的に明示されることになります。

2024年6月期の決算書では、

貸借対照表・・・営業権✕✕円 借入金✕✕円 との表示が加わります。

損益計算書・・・売上〇〇円増加、営業利益〇〇円増加、営業外費用で営業権償却〇〇円計上となり、たった一年で別の会計事務所になる感じです。

 ※来年も皆様のお役に立てるように頑張ります。来年もよろしくお願します。