2021年6月号(No.222)

 

 縁があって、私共では現在某会計事務所との経営統合(予定では今月下旬)を進めています。人数は私共の方が多いので、私共の事務所に合流してもらうことになっています。

 合流する事務所は私共の事務所から徒歩10分程度のところにあり、とても近いので打ち合わせなどお互いに行き来して情報共有に努めている最中です。

 

 今回はこの経営統合について、少し話をしていきます。

➀文化が違う

 やはり、文化が違います。環境も違います。もちろん、仕事に対する考え方も違います。これら違いがたくさんある中で私共に合流となっていますから、私共に合わせてもらわなければならないところがたくさんあります。

 現在は合流前ですからそんなにストレスはかかってないと思いますが、合流後はストレスがかかります。それを緩和し、社員同士優和していけるように今から試行錯誤しています。

 

②顧客が違う

 顧客が違います。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、その顧客には色(考え方やスタンスなど)があり、その色にあった事務所が契約を結んで仕事を請け負っています。また、合流する事務所の顧客は成熟した会社が多く、代表者の年齢も高いです。

 ですから、私共としては、その顧客の色を把握しながら再度新契約を結び、継続的な仕事を行っていく方法を検討している最中です。

 

➂その他

 2つの事務所が1つになることはそんなに難しいことではないと思います。受け入れた方が偉いとか合流した方がダメだとかの問題ではなく、知恵を出し合って、顧客にマッチした仕事ができるか、をお互いが話し合い考えていくことが一番大切なことだと思っています。

 新たなる顧客が増え、社員が増えます。今まで以上の仕事ができれば有難い、それが私共の使命である、と思っています。