2019年12月号(No.204)

(ご挨拶)

 今年最後のメッセージとなります。本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

(本 題)

 今回も私共の取組みを紹介したいと思います。それは、スタート時間を社員が自ら選択できるようにしたことです。(12月1日からの実施です。)勤務時間の長さの変更ではありません。

 

 今までは、スタッフは9時、アシスタントは10時スタートと統一してきました。もちろん、家の事情等がある者には話し合いによってこの時間の変更なども認めてきました。

 それを今回はスタッフ、アシスタントを問わず全社員が8時、9時、10時スタートの3つから選択できるようにしたのです。この制度は、例えば受験生にとってはこの曜日には17時に勤務が終わって簿記学校へ行きたいとする者もいますので、その場合には9時スタートが基本でも前もってその曜日だけを8時スタートに変更することによって17時に勤務終了となり、欠勤を伴わずに簿記学校へ行けることになったのです。それも月単位にしました。(事前申請は必要ですが、要は月単位でシフトを自由に変更できようになったのです。)

 

 現実には9時を8時スタートに変更する者もあります。12月1日からの実施ですので、実際はこの取組みが良かったのか悪かったのかは今は分かりませんが、問題があればまた対応を考えていきたいと思っています。

 

 今回の私共の取組みは、人手不足解消の一手段という側面もありますが、各自で時間の有効利用を考える良いきっかけになるのではないかと思っています。今までは決められた時間での勤務ですが、今度は自分で決めた時間での勤務になります。(例えば、9時スタートは変わらないけど、意味合いは違ってきます。)

 また、遅刻者対策にもつながると思っています。自分で決めた時間に遅刻することに対し、罰則を強化する予定です。

 

 大切な時間、自分で決めた時間、生かすも殺すも本人次第だと思います。