Q. コストアプローチの具体的な計算方法を教えてください。
一般的にコストアプローチの具体的な計算方法は、時価純資産法と呼ばれる手法が採用されます。
時価純資産法とは、貸借対照表に記載されている資産・負債について、一定の項目を帳簿価額ではなく時価に置き換えて計算する方法をいいます。
なお、時価純資産法により求められる価格は、当初の出資額に、過去から現在までの利益の蓄積を加算したものとなるため、この方法により計算した評価額に将来の収益力(のれん)を加算することで、理論上の価値を計算することが可能となります。