2017年12月号(No.180)
早いもので今年も12月になりました。私共の事務所でもこの一年いろいろな問題がありました。今年を振り返って、以下3つの点から事務所の総括をしたいと思います。
①組織を集約
昨年までは、8つのグループで組織を運営していましたが、8月より5つのグループに集約しました。(活発な機動力のあるグループに人数を集めました。)
グループが集約されたことにより、1グループの人数が多くなり、また話し合いも多くなったため、一層の意思疎通が諮れ、結果的に機動力も増しました。現在良い流れになっています。
「情は必要ですがぬるま湯はダメです。実力本位に組織は数年ごとに変えていかないといけない」との良い教訓でした。
②人の問題
今年も昨年同様、多くのスタッフの退職がありました。これでは「質・量」の維持ができません。
産休制度の定着など一部では成果がでていますが、まだまだ不十分です。そして来年以降も状況は変わらないでしょう。
ですから、夏ごろから「時短」に取り組みました。時間内に退社した場合にはプレミアムを付与、そうしたら劇的に残業が減りました。退社後も有効に時間が使える、と評価は上々です。繁忙期(12月~翌年5月)も「時短」を推進できれば、同業他社とも差別化できるし退職者も減少していくことでしょう。
③業務改善の推進
上記②にも通じることですが、「時短」を推進するにはやはり業務効率をUPさせる必要があります。そのため業務内容を各担当者に見直しをさせてみました。見直し箇所はお客様と相談の上です。多くのルーティン業務も紙から電子データーに変わってきて、今まで以上にお客様へ提案できる時間も確保できつつあります。
※私共の事務所は今年も厳しい経営環境でした。だからこそ、改善改革など見直しを進めました。結果は良い方向です。「ピンチはチャンス」との実感です。