2024年2月号(No.254)
今年の年頭も吉例の「経営計画」を発表しました。20年超続いている行事で、このメッセージでも何度も取り上げています。そして、ここ数年は、社員に聞くこと、考えてもらうことを前もって発表し、この場で発表してもらっています。
今年社員に聞いた内容は、
A、入社5年目までの人(アシスタントを含む)で、2024年に一番飛躍すると思う人は?
B、今後3年~5年で、会計業界で、
➀減少すると思うもの(こと)と ⓶増加すると思うもの(こと)は?
➀の回答には、社員数、会計事務所数、顧客数、顧客単価、紙ベースでの処理は除く
⓶の回答には、100人以上規模の会計事務所数、相続案件数、クラウド会計利用者数は除く。
回 答(A、Bは各12人程度に聞きました)
A、T君に4票、S君に3票、その他。
T君は入社4年目27歳、S君は入社3年目32歳、
共に会計事務所は弊社が最初です。両者は、周りからも頼りにされ一人で営業も出来ます。自分から仕事(作業除く)も作れます。しかも、毎年のように伸びています。
B、多くの回答がありましたので、ここでは私の回答を記します。
➀増加は、作業者。 ⓶減少は、プレーヤー。
年々、作業を仕事と考える人が多くなってきています。そして、現場で指揮ができるプレーヤーは減少です。(弊社も変わりません。)
首から上の仕事、付加価値のある仕事への取組み、会計データーを過去計算から未来計算へ、などと弊社でも口を酸っぱくするほど言っていますが、現実にはあまりできていません。
担当先が20社であれば20のドラマがあります。数字だけ追っていても、そのドラマは分かりません。ドラマを理解すれば、何故その会社は成功したのか、何故失敗したのかが理解できます。
弊社では一歩ずつですがプレーヤーを育てています。もう少しお待ちください。