とどろきからのメッセージ「コロナとの共生の今➂」

2020年9月号(No.213)

(余 談)

 安倍総理が突然の辞任です。健康上の問題が理由です。安倍総理の総理在任中の功罪はたくさんあると思いますが、私は個人的に功績の方が大きかったのではないかと思います。やはり世界のリーダーと肩を並べる日本のリーダーは頼もしいです。新しい総理には強いリーダーシップを期待したいです。

 また健康問題は他人事ではありません。お互い気を付けましょう。

 

 

(本 題) 

残存者利益

 まだまだ自粛の嵐が吹き荒れている今日この頃ですが、コロナに対する風向きがちょっと変わってきたような気がしています。ピークが過ぎた、との専門家の指摘があり、コロナ対応にも大分慣れてきました。

 しかし、今までのマイナスは置いといて、飲食店など多くの業種では「70%エコノミー」を今後の経営指標にしなければ生き残っていけないのも事実です。(事務所の周囲の飲食店でも多くが閉店し始めています。)

 生き残る道は唯一つです。一定数は70%エコノミーなので潰れますが、その中には入らない、何が何でも生き残る道を模索し行動することです。残存者利益です。

 

②キャッシュ・アップは両刃の剣

 無利息融資で必要以上にキャッシュ・アップしている企業が多く目立ちます。非常時の経営としては至極当然だ、と思います。ところが資金繰りに困らないので、改革や改善を後回しにする会社が多いです。現在執行猶予中との認識は希薄です。意味がありません。

 人間は本当に困らないと変わらない、との実感です。

 

③良い会社は一層良い

 このコロナ禍でも経営上良い会社は良いです。業種が恵まれたこともありますが、経営も右上がりです。先を見据えた経営が他者よりも一歩前へ進んでいます。さすがとの実感です。

 

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