2025年1月号(No.265)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
④シェア・オフィス
同業の先生方が本店移転や支店開設時に大規模で近代的なビルへの移転(開設)を行っているのを目にする機会が多くなりました。また採用活動を有利にするため(働きたいオフィスへの移動は採用増に繋がります。)でもあるでしょう。
また、元から高収益の事務所でしょうからこのようなビルへも金銭的には問題がないのでしょう。でも、今の賃貸借契約は「定期借家」ですし、坪3万円~5万円ですから何とも豪勢に感じます。
弊社では、機動力強化と高騰する家賃対策のために「シェア・オフィス」を推進していますが、業務内容や社員の考え方(基本行動)からなかなか機能していません。
「働き方改革」を実施できたところが勝ち残っていけるでしょうし、業務内容を「作業」から「仕事」へ変えるため(会計事務所はデーター作成などの作業時間が大きく、首から上の仕事ができていないと言われています。)にも、この戦略は正しい、と思っています。
この戦略がちゃんと機能するかは来年が勝負ですね。
⑤新規契約件数
事業の発展には売上増が欠かせません。このために弊社では経営統合(M&A)戦略の他、顧客を増やす取組みも同時進行で行っています。(経営統合については既報の通りです。)
顧客数増のための媒体は、紹介会社、ホ-ムページや顧客からなどですが、2024年は初めて目標数を超え(目標の1.1倍)ました。しかし、事業廃業や倒産、契約解除などで減少数も例年以上でした。
結果は新規顧客を大きく増やして、既存顧客を大きく減らしたことになりました。
今の戦略は、減少数を抑えるより、増加数を増やす方法です。この戦略も2025年以降も続けていきます。結果は、「吉」であれば良いのですが。