2021年7月号(No.223)
コロナ禍でのテレワーク推進、現状如何でしょうか。テレワークは以前から叫ばれていましたが、このコロナで一気に進展しました。でも現実は上手く行かず中止になっている会社も多いと聞いています。私共でも現実は悪戦苦闘の連続です。
仕事をする上でこの環境を変える(仕事のロケーションを変える)ということは刺激的であり、経営上、大変有益であると思っています。テレワークもそうですし、例えば、私共では原則年2回、「席替え」を実施しています。(ルールは、机やロッカーを隣でも必ず移動する。)すると整理整頓ができるだけでなく、業務効率もUPする、との報告を受けています。先日もこの「席替え」を導入した同業者に大変効果的な取り組みを教えてくれた、と感謝されました。
※秋には既報通りフリーアドレスを実施予定ですので、もう「席替え」は無くなります。が、毎日が「席替え」となり、刺激的な日々が継続することを期待しています。
さて、今回のテーマである「社内転勤」もこれらと同様、いやそれ以上の効果があると思い今年9月より実施する内容です。
「社内転勤」は、私共では「グループ外異動」と呼んでいます。支店がない私共では外部への転勤がありません。また、グループ単位での行動が基本で、何年も同一グループに所属して他グループの刺激を受け難い状況が続いていました。これではいけないとの思いから数年前に「グループ外異動」の実施を制度化し、今年が初めての実施年となります。
この制度、既に異動者(同一グループ在籍5年超の者)(対象者は5名)と他グーループ長との面談が始まっています。異動者には先に異動希望グループの要望を提出してもらっての面談ですが、とても一生懸命考えた末の希望内容であることがその内容から分かります。
慣れ親しんだグループを離れることは大変な決断と勇気を伴うものです。来年の今頃はこの制度の効果も実証されていることでしょう。
この結果は報告させて頂きます。環境を変える(仕事のロケーションを変える)は刺激的で効果的である、と信じています。皆さんも是非挑戦してみて下さい。