①『 徳島・池田高校の故・蔦文也監督の生前の弁がある。「負けるのは不名誉ではない。不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ。」 人生は敗者復活戦、と喝破した名伯楽の金言だ。 』
( 日本経済新聞 2018年8月22日号 「春秋」より )
上記は、夏の全国高校野球大会決勝で秋田・金足農業高校が負けた翌日の新聞記事です。(「春秋」は日経新聞の一面のコラムです。)現在も金足農業フィーバーが続いているようですが、蔦監督の金言は流石です。
②前号でも書きましたが、私共では今採用真最中です。採用面接でよく思うことがあるので、ちょっと記します。
・「将来は税理士になって、中小企業の社長を助けたい。」との話を応募者からよく聞きますが、新聞を読んでいない方が大変多いです。新聞には経営のヒントがたくさん載っています。(経験則ですが、儲かっている会社の社長のほうが儲かっていない会社の社長より比率的には新聞を読んでいます。)
私も経営者の端くれですが、ちょっとしたコラムの言葉やヒントが経営には大変役にたちます。ネットニュースのみでは不十分です。
社長を助けたいなら、新聞代をケチるな、と言いたいです。
・今まで税理士試験にうまく行ってなかった方は、面接でも中途半端な場合が多いです。中途半端とは、今後は試験勉強を主にするのか、仕事を主にするのかがとても曖昧です。
「今は仕事に専念して、仕事になれてきたら受験勉強もしていきたい。」との見解を多く聞きます。が、こういう方はやっぱりうまく行かないと思います。
上記、蔦監督の「不名誉なのは負けて駄目な人間になることだ。」を思い出してください。中途半端な生き方では、道は拓けません。すべては自分次第です。