
2025年8月号(No.272)
今年も大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」をまねて「べらぼう」シリーズでいきます。
トランプ関税もまあまあの線で妥結し、米騒動もなんとなく沈静化、政治は衆参両院で少数与党なので不安定などなどが今日この頃です。
今年も半年が過ぎましたので、今回は現状の再把握です。
(現在の経済情勢・・簡単に)
・デフレ経済からインフレ経済へ
・物価高や人件費増の時代・・・効率経営(経費削減)だけでは乗り切れない、商品の価格転嫁が必要
・金融機関からの借入金利が上昇傾向
・基盤の弱い企業(新設法人など)の倒産が増加
・マンパワーは必要な企業が多いので、採用できない企業の淘汰は加速 など
(会計事務所が確認できる項目・・目線)
・現在はインフレ経済なのに、デフレ経済体制のままの企業がすごく多いです。「値上げは悪、低価格が善」などの考え方
・しがらみに引きずられている会社・・・業績低迷の会社が多い
・会社の将来について、夢(将来の良い展望)を語れない社長・・結構多い
・採用にお金をかけない(無料の採用媒体のみ)・・昔から利用している媒体を利用
・お金がない、と言いながら個人的(仕事に関係ない)支出が多い など
(会社の生き残り戦略・・実行してください)
・現在はインフレ経済であると考え、商品の値上げを加速してください。一度値上げをしてもらったからと再値上げをあきらめない。もちろん効率も加速です。
・新採用者の定着ができる環境整備は必要です。また仕事のやり方の見直しは必要です。
・来客者へのお茶出し。意外と手間です。お茶はペットボトルへ、など手間を減らす努力をしてください。