とどろきからのメッセージ「べらぼう・しているつもり」

2025年5月号(No.269)

 今年も大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」をまねて「べらぼう」シリーズでいきます。

(前置き)

 米国政府がトランプ政権になって早100日、一層不確実な時代になりました。巷間はトランプ関税に振り回されています。

「生き残れる者は、変化対応できる者。」と聞きますし、私自身もそう思っています。

しかし、人はなかなか変われません。その場の空気も読めません。唯我独尊です。

(実際)

 弊社は、会計事務所なのでいろいろな考え方の経営者や業種と取引があり、年に一度は決算と称する「通信簿」を確認することができます。

 また、社長からは社員の状況(多くは愚痴ですが)も聞きますので会社でも社員でもその行動には一致する箇所が多いです。

 業績の良い会社(社員)の特徴としては、

➀日々考えている ②いろいろとTRYしている ③時流にあったやり方を実行している ④社員のことを良く見ている(部や課などチームでの行動が優れている) 

などですが、少しずつですが、変化対応しています。

 業績の悪い会社(社員)の特徴としては、

➀変われない、変わろうとしない ②結果を世間の責にする ③情報が乏しい 

④拘りやしがらみが多い ⑤何事も単独行動が目立つ  ⑤諦めている などです。

(結論)

 業績が悪い会社(社員)は、「変わろうとしているかもしれませんが、変われない」に行きつきます。

 多くは、「〇〇〇しているつもり」、です。ポーズだけ。

どうして変化対応できないのかは不明ですが、おそらく、困らないから。何とかなるさ。と思っています。そして、にっちもさっちもいかなくなって初めて「しまった」です。

 どこかのCMではないのですが、常に一歩前へです。

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